めっき加工

PLATING

はじめに

INTRODUCTION

「めっき」とは・・・?

材料の表面に金属の薄膜を被覆すること、あるいはその方法

「めっき」に似ているもの
  • 塗装
    Painting、Coating

    塗料の薄膜(有機物)で覆う

  • 印刷
    Printing

    インクで文字や絵を表現する

  • 金属箔
    Covering、Wrappingなど

    銅箔
    銅貼り基板

    金箔
    家具、工芸品、仏壇などに
    金の薄膜を貼り付ける

めっきは英語でPlating(プレイティング)
「メッキ」とカタカナで書かれることがありますが、外来語ではなく日本語です。
カタカナの「メッキ」ではなく、平仮名で「めっき」と書くのが正しく、
JISや表面技術協会では平仮名で書く様に統一されています。

めっきの語源

めっきは元々、塗金(ときん)と
呼ばれていました。

めっきの歴史は、
紀元前2000年頃に鉄器に
スズめっきが行なわれた事が
最初と言われています。

耐食性や装飾性を向上させるために、
スズめっきが行われていました。

スズは沸点が低いため、
溶かしたスズを塗布することで、
めっきができます。

金属を溶かして塗っていたため、
「塗金」という訳です。

その後、アマルガム法という
めっき法が見出されました。
アマルガムとは、水銀と他の金属との
合金の総称です。

室温で液体金属である水銀は、
金を溶解する性質を持ちます。

金が溶解し消滅してしまうように
見える為、
“滅金”といわれた事が
“めっき”の語源とされています。

奈良時代に建てられた東大寺の大仏は、
アマルガム法でめっきを行っています。
水銀に金を溶かしたものを、
表面に塗り、
松明の炎で水銀を蒸発させて、
金めっきを施しました。

「めっき」をする目的は?

  • 装飾
    Decoration

    見た目を美しくする 

  • 防食
    Anticorrosion

    腐食やサビを防止する

  • 機能
    function

    様々な機能の付与

    • 電気的特性
    • 機械的特性
    • 物理的特性
    • 化学的特性
    • 光学特性
    • 熱的特性

ヨシミツ理化の基板めっきは、
主に防食と機能付与が目的です

めっきの技術力を活かし、
ヨシミツ理化ではこんなものも
作りました

24金めっきのゴルフボール「華美」

販売を終了いたしました

24金めっきの名刺

販売を終了いたしました

めっきの技術力を活かし、
こんなお仕事もさせて頂きました

ユニオンツール株式会社様の
ドリリングアートに、
金めっきさせて
頂きました。

● ホール数:284,827穴
バックライトを点灯すると、見事な金閣寺が浮かびあがります。グリッド状に並べた様々な大きさの穴の組み合わせで、 まるで写真のようなアートが完成します。